ToHeart Remember my memories 13

2日前のリストから漏れてましたが、実は結構楽しみに見ているToHeart R。
多分、3位くらいかな?

さて、同人っぽいと世間で噂の「R」ですが、私も同人そのものだと思います。


 でも、よく考えると原作付きアニメ制作と同人なんて制作の立場のみで言うと紙一重だと思うのです。著作権的には前者は合法、後者はグレーゾーンなわけですが他人の作品を自分なりにアレンジして2次創作するという点では全く同じです。

 例えば4、5話の葵と綾香の対戦はまさに視聴者が何気に妄想していた内容だったわけで、同人的ではありましたが同時に視聴者が見たいシーンだったわけです。あの回は視聴者の見たいものを見せるというプロの仕事だったのではないでしょうか?

結果的に同人っぽく見えますが、あくまで視聴者の見たい物は何か?という事を突き詰めた末、同人っぽい話が出来てしまっただけで、製作者は本気なのです!



・・・・っと、思っていたのですが前回、マルチの耳アンテナ外して視聴者の度肝を抜かせたアニメスタッフ。

「あれ取れるのっ!?しかも、下には人間の耳ついてるのかよ!」

もしかして、スタッフがただ暴走してるだけなのですか?描きたいもの描いてるだけ?


で、とりあえず今回の話13話「わたしの、居場所」ですが・・。

 マルチがいなくなってさぁ大変。
「マルチが行方不明」とかいう電話一本で大学まで呼び出された浩史はマルチが暴走している、その原因は浩史だという事を聞いてマルチを探しに出て見つける・・・と言う話です。

短っっ!!!
何ていうか、内容が無いんです。マルチ暴走の理由とか言ってますけど大方予想はついていた事で、今更って感じだし。「わたしの居場所」と言う主題と、微妙に浩史にアクションかけてるあかりからすると実はこの話はあかりの話だという事が分かるのですが、見直して主題見るまで気付きませんでした。それぐらいあかりの描写は微妙です。
 マルチ捜索中に浩史に手を引っ張られている自分に気付くと足を速めて並んで走り出すと言うシーンがそういえばあったなぁ・・と。でも、あかりの将来の夢とか生き方がやはり描かれて無いような。まさか、浩史と一緒に生きていくみたいな決意でもしたのでしょうか?それじゃ駄目やん!何も変わって無いやん!!あかりの将来が不安です。(二次元キャラに不安がってもしょうがないですが。)


あと、最後はマルチ見つけて終わり・・。これくらい1話にまとめたらいいんじゃないかなぁ〜と。どれだけ引っ張るのですかと。

マルチ主役と噂されていた「R」ですが、マルチがウザくて仕方が無いです。つか、綾香が一番美味しく描かれてる気がするのは気のせい?

ああっ、気付いたらすげえアンチの文になってるし!いやいや、基本的には結構好きなんですよ!このアニメ。まぁ、無印には負けて・・・いやいや。

PS.
長瀬のおっさん「イヤーレシーバーを外している為に、GPSも遠隔操作も出来ない状態だ・・・」(耳アンテナって、「イヤーレシーバー」なんて大層な名前を持ってたんだ・・でも耳アンテナと呼ぶけどね。)

なるほど、見つからないために耳アンテナ外したのですね。耳アンテナを外したいからそんな設定を作ったんじゃなく・・・。って、んなわけあるかー!

つか、外された耳アンテナがやけに笑いを誘います。これですか?今回の見所は20数分中の数秒しかないこれなんですか?