山歩きの人

2010/05/23(日) 山歩きの人


100万トンのバラバラー♪100万トンのバラバラー♪」ネットで調べると、全然売れてないみたいですね。

神ゲーは口コミで広がって流行るもんじゃなかったのかと。Webの力なんてこんな物なの?とか思いつつ、とりあえずストーリーモードは30面までクリア。チャレンジモードはまだ。
何か、50面あるらしいけど、正直、ストーリーモード後半でも面開始直後、こんな戦艦、どうやって解体すりゃ良いっての?と頭抱えてた僕に立ち向かえるのでしょうか?





それはともかく、新オリジナル漫画の企画開始です。オリジナル漫画は色々滞ってるわけですが、それはとりあえず置いといて・・。

今度のは半分イラスト半分漫画の変な漫画「山歩きの人」です。これは両手描き開発漫画というコンセプトで、最も両手描きに適した漫画の形態を考えた末の作品です。

それは、「斜線、掛け網を多用」「コマ割りせずに1コマ」「無音漫画」「背景漫画」「直線を両手描きは辛いので自然物を描く」「基本、一発描き」です。



両手描きと言っても今の僕のレベルでは右手左手を交互に使って描く事が多く、両手同時は斜線くらいにしか使ってません。

前々から両手描き企画はやりたいとは思ってて、両手描き練習開始直後から出来たら成長過程が面白かったのですが、多分3年くらい解読不能な絵が並ぶ事となる為、残念ながら既にある程度両手使えるようになってからの企画となりました。

一応、企画的な意味で利き手のみでの絵も載せてみます。



この画質だとあんまり差が分からないでしょうけど、線が微妙に丁寧です。でも絵柄とかは片手も両手もそんな変わって見えないんじゃないですかね。

そして、この漫画の内容ですが、ストーリーは無いです。ヒロインの「山手 アルク」ちゃんが山を歩く姿を淡々と描くだけという、御馬鹿なまんがです。

何も期待してはいけません。どんでん返しも何もありません。さて、今アルクちゃんはどんな所を歩いてるのかしらと、たまに見ては「ふぅん」と思って頂ければ宜しいかと。

微妙に名作ゲームの「海腹川背」に通じるコンセプトとかキャラデザな気がしますが、「海腹川背」が大好きな私がそれに近い物を描くのは仕方が無いです。そのうちロープアクションとかした方がいいですか?

でも、本当に一番近いコンセプトは「俺の戦闘機」です。戦闘機を自動操縦の設定にしてあっちへ飛べと命令すると戦闘機は馬鹿みたいに敵地に突っ込んで勝手に敵を撃退していく。その間、プレイヤーは自機をただぼーっと見ているだけなのですが、その楽さが心地よかったのです。
ふと見ると全然見知らぬ場所で敵機と激戦を繰り広げてるわけです。「いやぁ、俺の戦闘機は強くなったなぁー」とかコーヒー飲みながら眺める。観賞用魚類ならぬ、観賞用戦闘機です。ただ、あのゲームには必要の無い要素がありました。燃料です。そんなプレイをしているといつか燃料が切れて飛行機は堕ちるのです。僕はそんな機能は欲しくなかった。
ずっと飛んでる飛行機を眺めていたかった。でも僕はそんな夢のゲームは作れないので、山歩き少女観賞用漫画を描こうというわけです。ただただ、歩く。いつまでも。そんな漫画です。