ARIA 第二話

 前回、原作ではおじいちゃんがアニメでは幼女になってて私的にはちょっと不満が残ったARIAですが、今回は原作第1話から13話程飛ばして14話+αの内容で、晃登場とアクアアルタを描いていました。次回にはアリス登場のようなのでとにかくキャラを早めに出す+アクアアルタで世界観説明をするという抜け目の無い作戦のようです。


話が始まるとアクアアルタに驚く灯里。オープニングテーマが流れてきます。どうやら灯里はアクアアルタは初めてのようでアリシアが「毎年この頃にある高潮現象よ・・」と得意の説明に入ります。それにしても今回は作画がいい気がします。アリシアの説明の後に深夜のアクアアルタの街が描かれるのですが、美しい・・。OKだ。今回はこの時点で既にOKだ。この後は寝てもいい気分です。とにかく満足だ。


で、オープニングが終わってアクアアルタの日に舟に乗って出かけるアリシアに疑問を感じつつ、(原作では舟が乗り上げてはいけないのでアリシアが灯里に舟に乗らないように注意する。どうやらこの後の展開の関係で設定が変更されたのかな?)灯里は歩いて街に出る場面が描かれます。で、途中で道に迷った末、藍華の実家の姫屋に到着。原作には無い藍華とその師匠にしてウンディーネ三大妖精の一人の晃の口げんかが見られます。で、アリアカンパニーに逃げ込む藍華ですが、翌日、晃がやって来て灯里と競争して負けたら姫屋に戻って来いと言います。で、競争が始まるのですが、晃から見えない所まで漕ぐと早々と競争をやめてくるみパンを買って帰ります。帰り道で「私にまっすぐぶつかって来てくれるのはあの人だけなのよね・・・」とちょっと晃のいい話をする藍華。その後、二人が灯がともっていく街の広場を眺めるシーンがあるのですが、灯に火がともるごとに水に映りこむ灯が何ともいい感じ。


一話よりずっと良い出来です。原作に対してのアレンジもいい出来で今回はアニメ版の勝利ですね。ところで、アクアアルタの日に舟には乗っていいの?乗っては駄目なの?実際のヴェネツィアはどうなんだろう?