山歩きの人 0006


今回も両手描きですが、片手が万年筆、もう片方が筆ペンで描きました。
ペンの種類が別だと、ペン制御の難易度は上がります。ペンの種類によって絵の中での用途が違いますので右手と左手は基本的に別の動きになりますし、書き味が違うので微妙な制御が違うからです。
今の僕の実力では操りきれなかったので、今回は右手と左手を同時に別の動きで描いた部分はほぼ無しです。

でも、万年筆と筆ペン制御は両手描きを目指す者としては習得する価値はあると感じました。実は今回の絵は家の外で描きましたけど、模写する時にはやはりベタを使いたいんですよね。そうすると、この2種は最低限必要なペンと言えるわけで、そして、この2種類があれば大抵の物は描けるのです。
この2種類のペンを片手描きの人は持ち替えが必要になる所を両手描きでは即描けるのは気持ちが良いです。

しばらくはこの2種類のペンでこの作品を描くつもりです。

ちなみに、万年筆と筆ペンで描く場合、筆ペンと万年筆をそれぞれどちらの手で描くと良いのかな・・と最初考えていたのですが、結局は右にベタがあれば右手に筆ペン、左にベタがあれば左手に筆ペン・・・というように固定するべきじゃないというのが結論でした。